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H7N9:Greffexが「所定期限内」に初の包括的なH7N9ワクチンを創製

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米コロラド州オーロラ

(ビジネスワイヤ) — Greffexの科学者らはH7N9型鳥インフルエンザ向けに初の包括的ワクチンを創製しました。上海から鳥を介して伝播しているH7N9型鳥インフルエンザは病理性の極めて高いウイルスで、感染者の20%近くを死に至らしめ、1918年の「スペイン風邪」より致死性が高くなっています。感染した鳥は症状を示さないため、ウイルスの伝播を制御することが困難となっています。H7N9がヒトからヒトへ感染することは稀であるものの、ウイルス遺伝子のわずかな変化が感染力を飛躍的に増大させ、急速に拡大するパンデミックを引き起こす可能性があります。WHOのヘルスセキュリティー担当事務局長補を務める福田敬二氏は、H7N9を「人類にとって異常に危険なウイルス」と特徴付けています。

このウイルスのキャラクタリゼーションが完了してちょうど1カ月後に、Greffexの科学者らはH7N9型鳥インフルエンザワクチンを当社が専有するGREVAXTM技術によって創製しました。通常、この種のワクチンの開発には何カ月もかかります。Greffex最高科学責任者(CSO)のDr. Uwe D. Staerzは、次のように述べています。「私たちは世界が“プラグアンドプレイ”のワクチン創製法を必要としていると確信しています。新たに出現している感染の脅威に対抗する上で、ワクチンのデザインにはスピードとともに柔軟性が求められます。当社が文字通りいかなるワクチンをも1カ月以内に創製できることは、炭疽菌ワクチンのケースで証明済みです。」

ワクチンプラットフォームのGREVAXTMは、NIHとNISTの支援を受けて構築された特殊なものです。開発時間が少なくて済み、ペイロード量が多く、H7N9型鳥インフルエンザの血球凝集素遺伝子およびノイラミニダーゼ遺伝子を担持しており、高い柔軟性を備えています。アデノウイルス遺伝子を完全に排除し、ヘルパーウイルスを欠いており、アデノウイルスをベースに創製したワクチンのワクチン抗原に対する強力な免疫原性に着目したものです。本プラットフォームのモジュールにより、新たに出現する感染性疾患に対するワクチンを柔軟性ある形で“プラグアンドプレイ”式にデザインすることができます。その例がH7N9型鳥インフルエンザであり、その他のワクチン創製も可能です。

Greffexは現在、試験に供しているワクチンの活気に満ちたパイプラインを有しています。Greffex社長兼最高経営責任者(CEO)のジョン・R・プライスは、次のように述べています。「私たちは元々、H1N1型豚インフルエンザ向けにGREVAXTMシステムを創出しましたが、現在ではデング熱ワクチン、炭疽菌ワクチン、エボラ熱ワクチン、鳥インフルエンザワクチンを有するまでになっており、生産・製造上の大きな障害を克服しています。そして私たちは、普遍的なインフルエンザワクチンに取り組んでいます。これはワクチン科学の“聖杯”に位置付けられるものです。」

GreffexとそのGREVAXTMワクチンに関する詳細情報については、当社ウェブサイトwww.greffex.comをご覧になるか、ジョン・R・プライスまで jprice@greffex.com /303-577-0400にご連絡ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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Greffex
John R. Price, 303-577-0400
jprice@greffex.com


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